第5回・地域連携セミナー開催~認知症と看取りについて~
講師の看護師・原(看護介護統括部長)
有料老人ホームとしての社会貢献に取り組んで5年が経ちました。
初回から行っていた「認知症を知る」というセミナーは
今年より「認知症サポータ~養成講座」となり、
「看取りシートセミナー」もシート記入中心の内容から
オーシャンプロムナード湘南における看取り医療の変遷を踏まえた
看取りシート完成までの道のりを説明し、
今後の終末期医療の選択について
共に考えていただくセミナーへと変化してまいりました。
1日目(6月10日)
認知症サポーター養成講座「認知症を知る」
超高齢化社会を迎え2025年には65歳以上の5人に1人が認知症といわれています。
認知症の人の意思が尊重され、
出来る限り住み慣れた良い環境の中で暮らし続けることができるよう、
地域に向けて認知症の普及・啓蒙活動を行っています。
参加者は40~80歳台の方々、
約90分の講義を大変熱心に聴いて下さいました。
最後に認知症予防の体操「コグニサイズ」を行い
「オレンジリング」 をお渡ししました。
25名の「認知症サポーター」が鵠沼地区に誕生しました。
今後も地域の一員として認知症の人や家族を見守っていて下さるよう心から願います。
2日目(6月16日)
人生の最終段階における医療を考える「看取りシート記入セミナー」
人生の最期になってからでは遅い!
自分の受けるケアはもちろんのこと、
終末期医療についても自分の意思を示し実現する方法があることを知って頂きたい。
そのためにも終末期医療・延命治療の現実を知ることが不可欠なのです。
オーシャンプロムナード湘南は入居者様の希望に応えるため、
その医療体制を変化させてまいりました。
これまでの歴史を振り返りながら今
「求める医療とは」を真剣に考え、
文章化することの大切さを共有できたと感じました。
看護師・原