館内ギャラリー これまでの展示
避難所生まれのアーティスト 遠藤昭三
ダンボールアート展『心の花』
あれから11年 東日本大震災原発事故あの日を忘れない公開終了: 2022年02月14日 ~ 2022年03月26日アーティスト: 遠藤昭三(えんどうしょうぞう)カテゴリー: ダンボールアート田中和一郎 水墨画展「新春に向けて」
公開終了: 2021年12月28日 ~ 2022年02月12日アーティスト: 田中和一郎カテゴリー: 水墨画田中和一郎による水墨画展。墨絵に色彩が加わった、墨一色だけではない情感豊かな水墨画の数々を展示。
田中和一郎
1927年滋賀県生まれ。定年退職後から本格的に墨絵を始める。
橋本不双人・橋爪紅翠を師に、日本自由画壇に2020年まで所属。NHK文化センター賞、雪舟国際美術協会展・審査員特別賞、よみうりカルチャー町田美術館・心に響いたで賞など、受賞歴多数。松尾 清 水彩画展「楽~GAKU~」
公開終了: 2021年11月01日 ~ 2021年12月26日アーティスト: 松尾 清カテゴリー: 水彩画人物や建物、湘南の風景など幅広いモチーフを対象とした21点の水彩画を展示。
松尾 清(Matsuo Kiyoshi)
長崎県出身、藤沢市在住。
定年後、鎌倉水彩画塾に入り水彩画を始める。2021年4月、同画塾展に出展。「自然体で楽しみながら」をモットーに、幅広いモチーフに目を向けた作品作りを行っている。滝野侃一 写真画展「雑草と呼ばれて」
公開終了: 2021年09月20日 ~ 2021年10月30日アーティスト: 滝野侃一カテゴリー: 写真画写真画家・滝野侃一氏による写真画展。
たくましく美しく生きる雑草たちをテーマとした約15作品を展示。
滝野侃一(Takino Kanichi)
1937年生まれ。東京都町田市在住。
日本写真家連盟にて川口邦男、竹内敏信両氏の指導を経たのち、丹地保尭氏に師事。現在も精力的に出展活動を続けている。第17回 柏葉篆刻会展「日日是篆刻(にちにちこれてんこく)」
公開終了: 2021年08月02日 ~ 2021年09月18日アーティスト: 柏葉篆刻会 , 山本陽一(全日本篆刻連盟理事)カテゴリー: 篆刻、篆刻などの書、木額、拓本など鎌倉市を拠点に活動する柏葉篆刻会(はくようてんこくかい)による篆刻展。様々な表現方法により、篆刻の奥深い世界を楽しんでいただけます。全日本篆刻連盟理事・山本陽一(やまもとよういち)氏の作品も展示。
後援:藤沢市・鎌倉市・茅ヶ崎市
ダンボールアート展『心の花』開催に寄せて 遠藤昭三
東日本大震災から11年がたとうとしています。震災発生時、私も避難を余儀なくされた1人です。ピーク時は2500名が利用した避難所(ビッグパレットふくしま)で3カ月を過ごし、その後避難仮設住宅に4年3カ月おりました。現在は復興公営住宅に住んでいます。
避難所ではダンボールがさまざまな用途で使われます。間仕切りになり、敷物になり、配給食を入れる箱になります。
ダンボールアートは、避難所において欠かすことのできないダンボールを使って、避難者が少しでも前向きになればと始めました。ボタンやアジサイの花、鯉のぼりなどを書いて切り貼りしたところ、茶色のダンボールが鮮やかな“花”に変身。それを見て避難者の顔がパッと明るくなったあの瞬間は、今でも忘れられません。避難所での3カ月の生活と、そこで出会った人々との輪は、私にとって宝物です。
以来11年にわたってダンボールアートを作り続け、震災の記憶の語り部として、全国で展示させていただいています。
このたびのダンボールアート展、湘南地方の皆様の心に響くものがあれば幸いです。